潔黎SS的な。←

※一応潔黎…軽いつもリーヨ((



俺、昴黎の習慣。
当たり前だけど、毎日カレンダーをめくる。
俺の部屋のカレンダーは日めくりだから。
毎日違う絵柄で、それを見るのが好きだ。
まあ、たまに薬の副作用で目が覚めなくて
ちゃんと眺められない日もあるけど。


…さて、今日目に飛び込んで来たのは
「19」という数字。
19…3月19日。何かあったな…、何だっけ。
えーと…なんて考えてたら答えは単純だった。
「…あっ」
今日は、俺の幼馴染の、潔の…誕生日…。
「……」
大変だ。プレゼントなんて何にも…!!
幸い今日は休日だから、ケーキでも焼…
いや、駄目だ…!
料理は明らかに潔の方が…
というか俺自体、料理が得意じゃない。
今の発想が馬鹿だった…。
どうするんだ…紫に相談=終わりだからな。
(どうしよう…ああああどうしよううう…)
頭の中が潔の髪の毛みたく真っ白になっていた。
真っ白になってたら一向に進まないし。
でも俺の頭の中は
真っ白の呪いから抜け出せない。


…数秒後、俺は我に返った。
まあ、当然だけど…
隣の部屋の馬鹿の来訪により。
もう少し悩ませて欲しかった。
「れーいーっ」
何時もの…よりはやや嬉しそうな、
明るい声がした。
…仕方、ないかな…。
「おはよう、潔…その」
「良かった…!!」
「は?」
ちょっと返答がおかしい潔さん。
…というかタイミングすら違うよ?
「え、何…」
と、思わず聞いてしまった。
「ん?だって、今日は俺の誕生日だよ?」
ええ、それは知ってるんです。
だけどそれが今の会話の何ですか?
…という表情を俺はしてたらしく、
潔はそれを見るなり、
間が少し空いたが続きを話し出した。
「折角俺の誕生日なのに、
 黎が寝てたら寂しいじゃん」
「……」
つまり、
「…つまり、今日俺が薬にやられてなくて
 良かった、ってだけのこと?」
「そういう事ー。ま、本音言えば
 毎日起きてて欲しいんだけどな」
そう言って、潔はへへ、と笑った。
「…ありがとう、潔。
 お誕生日おめでとう……そうだ、
 申し訳無いけどプレゼントは……っ!?」
用意できてない、と打ち明けようとした瞬間、
潔が俺に腕を回してきた。
「ううん、俺はこれで良い。
 …ありがとう、黎」
「どういたしまして…」
俺は、右手で潔の肩を軽く抱いて、
空いた左手は、潔の髪をすく様に撫でていた。




…あっれーねっむいおー☆←

あーはい、お粗末様ですた。
潔黎…?
やっぱり俺ワールド。わけわかめ
架蓮ちゃんに捧げ…え、いらない?(((